こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
昨日のブログに対して、
読者からこんなメールがありました。
人の役に立てば自然にお金がついてくる、とか
やりたいことが出来ればそれだけで成功、とか
まったく共感出来ません。言い訳っぽく聞こえます。
やりたいことが出来るのはもちろん幸せですが、
成果が出ていないのであれば成功ではないと思います。
SMAPの『世界に一つだけの花』という歌を
聞いた時と同じ違和感があります。
「No.1にならなくてもいい~」
という有名な歌詞です。
SMAPが歌うから成立しますが、例えば
無名の新人アイドルが歌っても説得力ないですよね?
あなたは、このメールについてどう思いますか?
※もし、あなたがこの読者と同じようなことを
少しでも感じていたとしたら、
今日のブログは特にしっかりと読んで下さい……
では、私の回答です。
「成果が出ていないのであれば成功ではない」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
と、この読者はおっしゃっていますが、
この表現を読むだけで、私は、心理学的に、
この読者のパラダイム(考え方、性格)が予想できます。
「成果がでなければ、自分には価値がない」と思う人は、
わずかなつまづきで挑戦をやめてしまったり、
難易度が高い目標や、予想外のトラブルが起こると
それだけで心が折れて、仕事が進まなくなってしまったり、
抑うつになりやすく、幸せ度が低かったり、
「成果が出ていない自分はダメだ」と自分を罰するため、
セルフイメージが低くなりがちです。
そして、こういったパラダイム(考え方、性格)の方が、
長期的にみたときに高い結果を出し続けることはまれです。
ですので。
そもそもNo.1になるような、高い結果を出したければ、
成果にこだわるパラダイムよりも、
成長そのものを楽しむような
パラダイムになったほうが良い、ということです。
つまり、
「優れた存在であること」を証明するパラダイムではなく、
「優れた存在になろうとする」パラダイムですね。
言い方を変えると、自分が出している成果ではなく、
自分がどれくらい成長したかにフォーカス出来る人は、
コツコツと頑張れるので、結果が出せます。
「自分のパラダイムは正しい」
という考え方ではなく、
「自分のパラダイムよりも、心理学的に、
もっとよいパラダイムが存在するかもしれない」
と思えるようになると、
より楽に結果が出せる様になります。
この読者のメールを読んでいると、
私に対しての怒りだけでなく、
自分が望むような結果を出していない、
この読者自身への怒りも感じます。
心理学的には、相手に対する怒りは、
実は、自分自身に対する怒りと同じだからです。
時に、結果を出せなかったとしても、
そんなあなた自身も肯定して、認められるようになると、
あなたも、もっと楽に結果が出せるようになります。
あなたがいかに頑張っているか、
それはあなたが一番よく知っているはずです。
もちろん、もっと結果を出そうと頑張ることは
素晴らしいことですが、それよりも先に、
もっとあなた自身を認めてあげて下さい。
「私、よく頑張ってるよ。私、偉いよ」
と1日10回アファメーションをしてみて下さい。
あなたのことを、誰よりも、褒めて、認めてあげられるのは、
あなた以外にいないからです。
私は、私が持っている心理学とマーケティングを知識を使って、
ビジネスで、もっと楽に、もっと大きな結果を出す方を
増やしたいのです。