こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日、あるコンサルタントと話をしました。
その人はクライアントの企業に対し、
ほとんど自分1人だけでビジネスをしている状態でした。
話を伺うと、組織化が非常に下手なんですよね。
一応、自分の仕事を振れるパートナー(外注)も
いるにはいるようですが、うまく組めていなかったのです。
このままだと、翌年も翌々年も同じことを
やり続けることになるだろうな、と私は感じました。
まず、その人から出てきた言葉はこうです。
「情報漏えいなどの観点から、
クライアントは私1人とだけ契約をしたがるので
仕事のパートナーを帯同できない」と。
しかし、これではいつまで経っても
自分1人のビジネスから抜け出せません。
とにかくクライアントと交渉して、
帯同の許可をもらわなければいけないわけです。
また、その人はこのようにも言っていました。
「自分と同じぐらいに仕事ができる人が育ったら
仕組み化をしようと思います」と。
ですが、そもそも自分1人が窓口となって
情報のやり取りをしていたら
自分ばかりがスキルがついていきます。
そうすると、仕事のパートナーは
スキルが自分に追いつかないのです。
それどころか、どんどん引き離されていくでしょう。
高速道路にたとえるなら、
自分が追い越し車線を走っていて、
仕事のパートナーが普通車線を走っている様相です。
時間が経てば経つほど引き離してしまうので、
自分と同じぐらいに仕事ができる人が育つことは
起こりえないのです。
こういう人は、根本的に組織化を学ぶ必要がありますね。