こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私はこの業界をずっと見てきましたが、
集客や営業などを教えている先生っていますよね。
セミナー講師とか、コンサルタントとか。
その中で、小手先のテクニックを教えて、
ビジネスが安定的に右肩上がりに成長している人って
私が知る限りゼロです。
一方で、小手先のテクニックからかけ離れた、
本質を教えている人ばかりがずっと生き残っています。
興味深いですよね。
小手先のテクニックの方が、
すぐに結果が出るので人を引き寄せるのですが。
その理由はカンタンです。
小手先のテクニックって、
陳腐化がとにかくはやいからです。
プラットフォーマーにアカウントを削除されたり、
競合に模倣されたりするからです。
まず、プラットフォーマーが規約を変えたとき、
真っ先にアカウントを削除されるのは
小手先のテクニックを使っている人です。
一方で、骨太な本質を伝えている人は
ほとんど削除されません。
もしアカウントを削除されると、
削除された人は何年間もの努力が水の泡になります。
次に、小手先のテクニックというのは
競合から見てもマネしやすいもの。
そうすると、似た切り口で教える競合が増えるので、
すぐに過当競争になるのです。
そして、もっと恐ろしいのはここからです。
似た切り口で教える競合が増えてしまうと、
そのテクニックを使う人も増えてしまい、
市場がすぐに飽和してしまうのです。
私はこれをイナゴの大移動と呼んでいて、
市場が飽和するたびに情報弱者が大移動します。
次の小手先のテクニックを求めて
飢えたイナゴが移動するのですね。
そして、イナゴが去った後は
ペンペン草一本残らない様相になります。
このイナゴの大移動は数年おきに起きていますね。
ともかく、情報弱者というイナゴは
本質的なコンテンツに興味がありません。
それゆえ、本質を伝えている人たちは
イナゴに食い荒らされないですむわけですね。
これが本質を伝えている人だけが
生き残る理由になります。