こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
部下や外注の人から上がって来た仕事の、
チェックばかりをしている経営者っていますよね。
私に言わせれば、仕事の進め方が下手です。
たとえば、ある経営者は外注のコピーライターから
上がってきた文章をすべて添削していました。
その人は、他の会社から文章の仕事を貰ってきて、
それをあとで外注のコピーライターに依頼する、
というビジネスの進め方だったのです。
私はそれを聞いてクラクラしました。
そのやり方だと自分1人がチェックマシーンになるので、
少なくとも私なら、そういったことはしないからです。
たとえば弊社にも複数人のコピーライターがいますが、
彼らがお互いにチェックして教えあっているので
私がすべての文章をチェックをする必要がないのです。
もちろん、それだけで良い文章にならない場合は
私がチェックする場合もありますが。
ともあれ、本当に初歩的な文章の添削などは
私がしなくても良い状況になっています。
また、そもそも、打ち合わせが下手な場合もあります。
私なら、文章の依頼主との打ち合わせの段階から
外注のコピーライターにも同席をしてもらいます。
そうすることによって、
私が伝言ゲームをしなくてよくなるからです。
もしわからないことがあれば、
コピーライターが依頼主に直接たずねることができます。
また、打ち合わせに同席をしてもらえれば
コピーライターが依頼主の性格や能力などもわかるので
スムーズに仕事が進められます。
文章の納品も、コピーライターから依頼主に
直接してもらえれば自分がしなくていいですし。
とはいえ、こういった仕組み化を我流でやると
ほぼ間違いなく失敗しますね。
たとえば、コピーライターが依頼主と仲良くなって、
直接仕事の契約を結んでしまうなどの問題が起きたり、
品質の低い文章を納品してしまったり、
ということが起きるからです。
ですので、中途半端に仕組み化するのは最悪で、
チェックマシーンになるのもやむなしですね。
どうせ仕組み化をするならプロから学ばないと
痛い目に合いますよ。