こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
2009年の新語・流行語大賞にノミネートされた、
「女子力(じょしりょく)」という単語があります。
この単語が意味するところは、
(雑誌やテレビなど、メディアによってちがいますが)
「フェミニンな魅力」といったところでしょうか。
しかし、私が思うのは、
時折、この女子力という単語が
低俗な意味に用いられていると感じるのです。
それが、「女子力=男を転がす力」といった意味です。
すなわち、「女子力=キャバクラ嬢力」
といった意味で使われているのです。
もっと下品な表現をするならば
「女子力=オンナとして商品力」ということです。
たとえば、職場において男性の上司が
女性の部下に対してこう言ったとします。
「君は、女子力がないね」と。
この言葉は、私にはこう聞こえます。
「君は、男を転がす力がないね」
「君は、キャバクラ嬢力がないね」
「君は、オンナとしての商品力がないね」
なんとも胸くそ悪く感じます。
逆のパターンもあります。
「私って、女子力がないから……」というように
自分自身のことを言っている女性です。
これは、私にはこう聞こえます。
「私って、男を転がす力がないから……」
「私って、キャバクラ嬢力がないから……」
「私って、オンナとしての商品力がないから……」
「えっ、別になくていいのでは?」と思いませんか。
こういったところで、
「女子力がない女性は劣っている」というような
メディアによる洗脳を感じますよね。
もちろん、ご存知のとおり、女子力という単語が
いつもこういった意味で使われているわけではないですが、
絶対に自分から進んで使いたくないですね。
あなたはどう感じますか?
コメント
はじめまして。
こちらのブログを
始まりの2013年から、今日までを
拝見させていただきました
ありがとうございます。
学ぶ事がたくさんあり、
その時間は、さまざまなかかえている壁となる
考え方の見直しにつながりました。
女子力に記事につきましては
その視点は私にはなかったので
うなずかされました
ただ、ここ数年の女子の発言力は
自制を超えすぎてしまい
お茶会話を思いのまま世界に発信されて
いる有り様は危惧感はあります