こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
長時間労働で仕事しかしないような仕事バカって、
成果をあげるスピードが意外と遅いことがあります。
その理由は、ショートカットができないからです。
私がよく例に出す話なのでご存知だと思いますが、
『釣りバカ日誌』という映画がありましたよね。
あの映画で、ハマちゃんというキャラクターは
「釣りができる」という理由だけで
昇進していたことは有名です。
理由は、同じ会社の社長と釣り仲間だったから、
昇進のルートをショートカットできたわけです。
「芸は身を助く」とよく言いますが、
釣りによって仕事がうまくいった例ですね。
別の例だと、私が知っている経営者で、
食べ歩きが趣味の男性がいます。
彼は365日食べ歩きをしているせいで
イベリコ豚のようにブクブクに太っているのですが、
なぜかビジネスがうまく行っています(笑)。
その人は、美味しいお店を知っているので、
とても偉い社長を会食に誘いやすいらしいのです。
相当な食べ歩きということで有名なので、
「美味しいお店、知っていますよ!」と言うと、
断る人が少ないそうです。
もちろん、会食だけで終わるわけがなく、
営業をしたり、大きな受注を受けたりできる。
普通では近づけないような偉い社長と近づく時間を
会食でショートカットしているのです。
逆に、仕事しか趣味がない人って
芸を使ったショートカットができません。
・美味しい飲食店も知らない
・ゴルフやトライアスロンもしたことがない
・美術館に行って芸術を鑑賞するような趣味もない
・クラシックなどの音楽にも明るくない
・ワインもほとんど詳しくない
・哲学書などもまともに読んだことがない
・高級車についての知識もない
・カラオケや麻雀さえも下手
これらの項目にすべて当てはまる人は
偉い社長と付き合うときに助けてくれる芸がないので
ショートカットをするのはたぶん無理ですね(笑)。
相手からすると、人間的魅力を感じませんから。
自分が楽しめる芸を持つことは、実は重要です。