こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私が色々なセミナー参加者を見ていると、
大きく分けて2種類の成長があると感じています。
1つ目は「愛からくる成長」で、
もう1つは「恐怖からくる成長」です。
「愛からくる成長」とは、たとえば、
自分が本当にやりたいことや楽しいことをやって
充実感や貢献感とともに成長をすることですね。
この場合、成長すればするほど
あなたにエネルギーが湧いてくるでしょう。
周りからすると苦労をしてるように見えても、
本人からすると楽しんでいるのです。
もう1つの「恐怖からくる成長」とは、たとえば、
自分の苦手な部分を克服しようという成長や、
「自分はもっと成功しなければいけない」
という自分自身へのべき論からくる恐怖から
成長しようとすることです。
「自分は成功しないと人から認められない」といった、
認知のゆがみが原因の場合もあります。
こういった成長は、実は自分を痛めつけ、
虐待するための手段になっています。
ですので、恐怖からくる成長には苦痛が伴います。
たとえば、やっていて全く楽しくないとか、
達成した後に大きな徒労感が残るのです。
さて、誰かからフィードバックされない限り、
人は今までの延長線上の行動を取ります。
ですから、自己肯定感が低いなどの理由で
恐怖からくる成長をしてきた人は、
ずっと自分を痛め続ける訳です。
これは周りの人がフィードバックをしてあげないと
気づけないということですね。
同じようなことを過去に書いたので、
併せて読んでみてください。
ご参考:苦労と努力の違いは?