こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
さて、本題です。
よく、自己啓発とか、成功哲学の本を読むと、
「決断が大切だ」
みたいなことが書いてありますが、
あれほど「有害」な教えはないと思います。
なぜなら。
私は今まで、色々とセミナーを開催してきましたが、
「決断だ!」
と言って、会社を辞めたり、離婚をしたりして、
人生の質(QOL)を下げている方をたくさん見てきたからです。
特に、
・会社を辞める
・離婚をする
という2つの決断は、人生を大きく変える決断です。
何も準備しないで、そういった決断をするのは
狂気の沙汰としか思えません。
例えば、アンソニー・ロビンズが決断の大事さを説くのは、
高額セミナーへの申し込みの「決断」をさせるためであって、
ただのセールストークです。(苦笑)
情報リテラシーが低い人ほど、
そういったセールストークやポジショントークを
見破れないので気をつけましょうね。
逆に、成功者とか、情報リテラシーが高い人は、
「決断が大事」という話をセミナーで聞いても、
「ああ、またセールストークが始まったか」と、
冷ややかな態度を取りますから。
結局、決断をする前に、
十分な経験を積むとか、準備をするとか、
努力の積み重ねが大事なのです。
私自身が、色々なセミナーの参加者を見て感じるのは、
成功における「決断」の割合というのは
どんなに多くても0.1%未満だろうということ。
経験とか、準備とか、積み重ねがない人がする決断で
うまくいった例はほとんどないので気をつけて下さい。
逆に、経験や準備が十分にあれば、
無理矢理に決断しようとしなくても、
自然にポンと一歩を踏み出せるはずです。