こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
昨日は、情報リテラシーが低い人ほど、
自己啓発セミナーのセールストークを見破れない、
という話を書きました。
そして、これは自己啓発だけではありません。
情報弱者ほど、宗教やカルトにも引っかかります。
ナチスが、若者から先に扇動していったのも、
若者ほど情報弱者が多いからです。
経営コンサルタントの神田昌典さんは、
このように言っています。
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洗脳テクニックを学んで、
洗脳されないように、注意しよう。
洗脳するのは、カンタン。
食料を与えず、腹をすかせ、睡眠時間は短く。
大音量の音楽をかけ、光と煙で幻想的な雰囲気を作り出し、
判断能力がなくなったところで、人格を否定する。
それによって混乱したところに、
新しいメッセージを繰り返させる。
これが、悪質な宗教団体の手口。
洗脳を目的とした演出なのだなと客観性を保てば、
洗脳されるのではなく、主体的に判断することができる。
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最低限の、このくらいの知識を持たないで
宗教や自己啓発やカルトに行けば、騙されて当然ですね。
ただ、重箱の隅をつつくようですが、
上記のテクニックは心理学的に言うと、
「洗脳」ではなく「マインドコントロール」
ですね。
洗脳は、暴力や薬物、心理的苦痛があるという点で、
マインドコントロールとは違います。
ともあれ、宗教や自己啓発やカルトとかで行われる
マインドコントロールは非常に洗練されており、
知識がなければ騙されて当然です。
また、あなたのご友人やご家族が騙されていたとしたら、
必ず専門家にお願いするようにしましょう。
マインドコントロールの解除が出来る専門家でないと、
ミイラ取りがミイラになって、被害が広がります。
それほどまでに、マインドコントロールというのは
強力な方法なので、気をつけて下さいね。