こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私の講座に、とても優秀な会社員の方が
参加することがあります。
年収数千万円以上の高い収入を得ていて、
会社でもうまくいってるようです。
そういった人は、口では「起業したい」と言うのですが、
実際は何年たっても起業しないことがほとんどです。
その理由は2つあると私は感じています。
いつまでも起業しない1つ目の理由は、
既にいろいろなニーズが満たされているから。
収入も高く、やりがいもあり、人間関係も良好で、
ほとんど不満がなくて……といった状態では、
リスクを背負って起業しようという気持ちにならないですよね。
少なくとも、もし私がそのシチュエーションなら、
起業に対してエンジンがかからないと思います。
もう1つの理由は、今の会社において、
年収数千万円という高収入を得る代償として
労働時間が長くなってしまっているからです。
これはコンサルティングファームとかに
よくいるタイプの人ですね。
1日の労働時間が長すぎて、副業をする時間がありません。
さて、会社員が起業をするときの王道は、
まずは副業から始めて徐々に稼げる金額を
増やしていくことです。
そして、副業の金額が給料の金額を超えたタイミングで
退職するわけですね。
つまり、ここで副業が本業になるのです。
ですが、会社員の労働時間があまりにも長いと
副業する時間がほとんど作れないため、
いつまでも起業できないことになります。
もし、自分が優秀な会社員だという場合、
まずは自分の今の状況を認識しましょう。
こうやって考えてみると、私が起業できた理由は、
私が優秀ではなかったからだと思いますね。