こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
過剰に断捨離をする人や、
過剰なミニマリスト(物を持たない人)になる人には
1つの心理的な特徴があります。
その心の中にあるのは、
「私は、世のマーケターにからめ取られない、賢い消費者だ!」
とアピールしようとする自己愛です。
もちろん、私もミニマリストですし、断捨離も大好きです。
ただ、その目的は自分のビジネスの生産性をあげたり、
時間を作ったりすることであって、
「賢い消費者」アピールは二の次です(笑)。
つまり、本来は手段であるはずの断捨離が、
目的になってしまっては意味がないのです。
断捨離という手段が目的になっている人は
「生産性を上げる道具や電化製品さえも断捨離している」
という点で判断することができます。
たとえば、私はロボット掃除機のルンバを使っていますが、
これの目的は時間を作るためです。
ルンバがあることで、家事の時間が短くなるからです。
ですが、断捨離が手段ではなく目的になっている人は、
こういった自分の生産性を上げてくれる道具や電化製品まで
断捨離してしまうことがあります。
あるいは、そもそも買わない場合も多い。
わかりますか?
「賢い消費者だと思われたい」という自己愛を満たすために、
断捨離やミニマリズムという手段を使わないようにしましょう。
あくまでも、断捨離やミニマリズムは
生産性を高めたり、時間を作ったりする手段でしかないのです。
そもそも、断捨離やミニマリズムは、
お金が使わなくても賢さをアピールできる手段なので、
誰でも手軽に使えてしまいます。
まあ、早い話が、周りからはケチに見える場合があります(笑)。