こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
たまに、地声よりもかなり高い声で話す人や、
地声よりもかなり低い声で話す人っていますよね。
こういう人と出逢ったとき、心理学の専門家として、
私は、とても注意深く向き合うようにしています。
なぜなら、そこに本人の意図があり、
本人の誤った思い込みがあるからです。
例えば、高い声というのは
服従や敵意がないことを表します。
一方で、低い声というのは威圧です。
ですから、地声が普通なのに、
あえて高い/低い声を出しているとしたら、
その人の頭の中では、こう考えているのです。
1.世の中には敵が多い
↓
2.だから、警戒しないといけない
↓
3.高い声を出すことで、私に敵意がないことを示そう
(あるいは、低い声を出すことで、
相手を威圧して、攻撃されないようにしよう)
わかりますか?
出発点の「1.世の中には敵が多い」が
誤った思い込み、というわけです。
両親から虐待をされたり、
不遇な幼少期を過ごしたりすると
こういった誤った思い込みを持ちやすいのです。
・地声が普通なのに、高い/低い声を出す、のも
・他人を警戒して、必要以上に服従する、のも
・自分を守るために他人を威圧する、のも
本来であれば、(相手から攻撃されないかぎり)
まったく必要がない行動です。
もし、あなたがそういう人を見かけたら、
ぜひ私の講座で心理学を学ぶよう、
ご提案してあげてくださいね。
そういう人ほど、他人と打ち解けるのが苦手で
人間関係をうまく築けず、苦しんでいるでしょうから。