こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私は、苦労と努力という言葉を明確に区別しています。
苦労には自己犠牲や我慢が伴いますが、
努力はその人のメンタル次第で楽しめるものだと
私は考えています。
それで、ここからが重要です。
自己肯定感が低い人ほど、
幸せになるために、あるいは成功するために
努力ではなく苦労をしようとするのです。
苦労とはつまり、自己犠牲や我慢ですね。
残念ながら、このやり方では幸せにはなれませんし、
仮に成功したとしても燃え尽きてしまいます。
なぜなら、自分が望んでいた小さな幸せが来たとしても、
自己肯定感が低い人はこう考えてしまうからです。
「私がもっと幸せになるためには、
もっと苦労をしなければいけないんだ」と。
そうやって、自分から苦労する方向へ
突き進んでしまうわけですね。
また、小さな成功をおさめたときも同様です。
自己肯定感が低い人は、こう考えるのです。
「この小さな成功をおさめるために、
ここまで大変な苦労をしたのだから、
成功するためには、もっと苦労しなければいけない」と。
そして、もっと簡単に成功する方法があるのに、
あえて目を向けずに、イバラの道を突き進むのです。
この生き方は悲惨。
仮に、しばらくは苦労を続けられたとしても、
自分から苦労のレベルを上げてしまうので、
どこかで耐えられなくなってしまう。
そして、どこかで我慢の限界が来て、
燃え尽きてしまって、こう感じるのです。
「自分は、幸せになることもできなければ、
成功することもできないんだ……」と。
いいえ、違いますよ!
そもそも、成功するにも、幸せになるにも、
努力は必要ですが、苦労は必要ではありません。
つまり、自己犠牲や苦痛は必要ではなく、
メンタル次第では、そこへ行くプロセスを
楽しむことができるのです。