こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
たぶん、世の中一般からは理解されないでしょうが、
今日は私が考えていることを紹介します。
かなりむずかしい概念なので、
理解できなければ何度も読み直してください。
私は、自分のセミナーの参加者が幼稚になったり、
性格が悪くなったりすることに「喜び」を感じます。
それは、自分に厳しい人ほど、
自分に対して強いべき論を振りかざすからです。
・私は精神的に大人になるべきである
・私は良い性格にならなければいけない
・私は嫉妬や憎悪などの負の感情を持つべきでない
などなど。
ですので、自分に厳しい人ほど
精神的に幼稚な自分を恥じたり、
性格が悪い自分に対して罪悪感を持ったりするのです。
でも、そもそもそんな感情を持つ必要はありません。
つまり、自己肯定感が高くなってくると、
精神的に幼稚なところを人前に晒せたり、
性格が悪いところを見せたりできるようになるのです。
精神的に成熟することは、
陰陽の両方を人前に晒せたり、
陰陽の両方の力を使えたりすることだからです。
精神的に幼稚なところも、大人なところも、
性格が良いところも、悪いところも、
両方を肯定し、両方の力を使えるのが理想です。
心理学的に言えば、人は自分のシャドーを統合しなければ、
ホールネス(全体性:完璧で十全な自分自身)には
なれないのです。
今日の話、ちょっとむずかしかったですか?
もしあまり理解できていなければ、
何度も何度も読み直してくださいね。
精神的に幼稚になったり、性格が悪くなったりすることを
私が勧めているわけではないですよ。
精神的に幼稚⇔大人、良い性格⇔悪い性格といった、
陰陽の両方を肯定し、どちらも使いこなせるように
なることを勧めているのです。
それができることがホールネスであり、
精神的に成熟している証拠なのです。