こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
長年ビジネスをしていると、
「ポーズとしての理念」を掲げているダサい起業家を
たくさん見かけます。
「ポーズとしての理念」と「本当の理念」のちがいは、
ビジネスの全ての要素に理念が浸透しているか否か、
で判断できます。
たとえば、私がダサいと思っているのは、
アフィリエイターや販売者の談合です。
動画キャンペーンだと、販売者という悪代官と、
アフィリエイターという越後屋が、
裏で根回ししているんですね。
豪華な食事会やパーティなどを開催して、
「今度のキャンペーン、1つ紹介をお願いします」
という感じですね。
または、自分が将来紹介されることを目論んで、
他人のキャンペーンを紹介するバカも多いです。
また、紹介する方もする方で、
「いつも私のことを紹介してくれているから、
お礼に今回は私が本気で紹介します!」
みたいなことを、平気で言うのです。
私が言いたいのは、紹介するのはいいとして、
「その紹介している商品を自腹で買うの?」
ということですね。
自腹で買わない商品を
紹介するのっておかしくないですか?
仮に、今の自分には必要ない商品だったとしても、
自分の家族とか、友人とか、過去の自分に
自腹で買ってもらいたい商品なのでしょうか?
わかりますか?
こういうところで、「ポーズとしての理念」なのか、
それとも「本当の理念」なのか、判断できるのです。
たとえば、「まわりの人を幸せにする」といった
理念を掲げている起業家がいたとしましょう。
その人が、自腹で買いもしない商品を紹介していたら、
少なくとも自分のメールマガジンの読者を
幸せにはしていないですよね。
つまり、掲げている理念とビジネスの実態が、
大きく食い違っているわけです。
こんな感じで、集客や商品提供、販売、採用など、
その人のビジネスの要素を1つ1つ細かく見ていきます。
そして、掲げている理念と実態の
食い違いを見つけるのです。
もし食い違いが2つも3つもあれば、
「ポーズとしての理念」だと判断します。
それが「本当の理念」であれば、
ビジネスのあらゆる要素まで浸透しているため、
食い違いが起こらないはずだからです。