こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
自己啓発セミナーをエンターテイメント化して
世界ではじめて成功したのは
アンソニー・ロビンズという人物です。
ご参考:アンソニー・ロビンズとは?
彼のセミナーは、ロックのライブのような様相で、
暗い部屋で参加者を踊らせることで有名です。
そういった方法を使い、参加者をトランス状態にして
100万円くらいの高額セミナーを販売するのですが、
この手法は色々なセミナー講師が丸パクリしました。
また、アンソニー・ロビンズは
参加者をセミナー会場の「外」に
連れ出すことでも有名です。
彼は、参加者から財布をとりあげて、
他の遠い遠い場所までヒッチハイクで移動させて、
「勇気を試す」こともしていました。
あるいは、アフリカ最高峰のキリマンジャロ
(標高5,895m)に参加者を登らせる、
ということもしていたみたいですね。
この2つについては、日本でも、
ジェームス・スキナーというセミナー講師が
丸パクリしていたと聞いています。
ご参考:ジェームス・スキナーとは?
「経営者育成塾」という参加費360万円
(交通費や宿泊費はこの中にふくまれない)の講座の中で
この2つと同様のことをしていたようです。
※ジェームス・スキナーのキリマンジャロ登山では
参加者の1人が低酸素症と思われる事故で亡くなっているため、
絶対に真似しないようにお願いします。
私がこれらを見て、客観的に思うのは、
「エンターテイメントなのでハラハラはするでしょうが、
そんなことをしても経営者にはなれないよね(笑)」
ということです。
もちろん、ビジネスで成功することだけが
人生の妙味ではありませんので、
息抜きのエンターテイメントもいいと思います。
ただ、「エンターテイメントをすれば成功する」とか、
「経営者になるにはエンターテイメントが必要」とは
勘違いしないで欲しいですね。
なんというか、自己啓発オタクって、
そのあたりがわかっていない情報弱者が多い。
ですので、勘違いしてエンターテイメントをするのは
意味がないのでやめた方がいいと思います。
ましてや、命を危険にさらさないで欲しいですね。