こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
あなたはアンソニー・ロビンズという、
役に立たない自己啓発セミナーを開催している
セミナー講師をご存知でしょうか?
彼は約30年前から火渡り(※Firewalk)という
「燃えた炭の上を“素足”で歩く演習」を
自分のセミナーの中でおこなっています。
たぶん、アンソニー・ロビンズは頭が悪いんでしょうね(笑)、
「燃えた炭の上を歩くことで、恐怖を乗り越えよう」
という、理解しがたい論理で、
セミナー参加者を火渡りさせているのです。
この火渡りという演習で、「30人が火傷をおった」ことは
FOX411でとりあげられました。
→ http://pp0.jp/fwt.html (英語のサイトです。)
私も、アンソニー・ロビンズのUPWというセミナーに出て、
実際に火渡りをしてみたことがありますが、
その時は火傷はしませんでしたが、
ただ、何のためにやっているのか
その意図がまったく分かりませんでした(笑)。
火の上を歩くことで、恐怖を克服しようというのが
演習の意図でしたが、役に立つとは思えなかったのです。
なぜなら、恐怖の「種類」が違うからです。
火に対する恐怖とは、高所恐怖症と同じで
物理的に自分の身を守るための生理的な恐怖です。
ですが、ビジネスとか人生で出てくる恐怖というのは、
「人からどう思われるだろう?」というような
社会的な恐怖、人間関係の恐怖です。
・この商品をセールスしたら、顧客に嫌われるかもしれない……
・この商品に、満足してくれない人がいたらどうしよう……
・お金を持ったら、家族がうまくいかなくなるかも……
ですので、コミュニケーションのスキルとか
心理学を学べば容易に克服できるんですよね。
アンソニー・ロビンズのセミナーに参加して、
火の恐怖とか高所恐怖症みたいな
生理的な恐怖を克服したところで、
上記のような社会的な恐怖とうまく付き合えないと、
ビジネスや人生では絶対に成功できません。
種類を違う恐怖を一緒にしている時点で、
「アンソニー・ロビンズって頭が悪いんだろうな」
と頭のいい人なら感じると思います(笑)。