こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
これは知らない人が多いのですが、
アンソニー・ロビンズなどの自己啓発セミナーって
ただのマンネリ芸なんですよね。
初めて参加したときは、講師のジョークが面白いとか、
話がためになるとか、色々と感動するかもしれません。
しかし、2回目に参加すると
その話に感動することはほぼありません。
なぜなら、アンソニー・ロビンズなどの講師は
・毎回同じところで同じジョークを言い、
・毎回同じところで同じ話をして、
とにかく内容がまったく同じなのです。
毎回同じジョークを、今この瞬間に思いついたかのように
とうとうと感情をこめて話すというのは、
なかなか素晴らしいスキルだと思います。
つまり、セミナー講師とは、ダチョウ倶楽部さんと同じで、
何十年間も、おでん→卵をとばす→熱い!を繰り返している
マンネリ芸というわけです(笑)。
そのマンネリ芸で、参加者に結果が出ているなら
それを続けることは素晴らしいと思いますが、
お客様の声に羅列されているのが、
・やる気が出ました!
・気付きがありました!
・自信が出た!
みたいなくだらない結果しかないのに、
よくもまあそれを続けられるなあと思いますね。
とくに、最新の心理学では
「やる気や自信と成功には関係がない」
ということが分かっているというのに。
また、自己啓発セミナーでは
ポジティブ思考の大切さを説きますが、
ポジティブ思考の人ほど、
・ダイエットで失敗しやすい
・モテない
・1か月後にうつになりやすい
・関節炎などのケガの回復が遅い
・大学の成績が悪い
といったことがニューヨーク大学の
ガブリエル・エッティンゲン博士の
20年にわたる研究であきらかになっています。
ですので、自己啓発セミナーというのは
情報弱者の講師が情報弱者の参加者を
カモにし続けているマンネリ芸というわけです。