こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
一昨日から、私の過去の話をしています。
今日は、私の「高校」の頃の話です。
高校は、私の家の近くに、
県内で一番の高い偏差値の高校があったため、
当然そこに行くことになりました。
とは言っても、本当に毎日が憂鬱でした。
当然のことながら、県内で一番頭が良い人たちが
集まっている高校なので、
いい校内偏差値がとれるわけがありません。
入学して最初の頃は、満点とかを取れていましたが、
だんだん精神的にしんどくなっていき、
成績がジリジリと少しずつ下がっていきました。
成績が下がっていく時は、本当に無力感とか
無価値感みたいな感情でいっぱいでした。
あとは、自己嫌悪と、自己不信と、苦しさ。
とにかく辛くて、国語辞典の中に書いてある、
ネガティブな感情を全部足したような、
そんな気持ちでした。
また、成績が下がれば下がったで、
父からのDVはさらにひどくなっていき、
寝ている時に頭を蹴られたり、
首をしめられたり、
命の危険を感じることも多くなっていきました。
また、家から数十キロ離れた山奥に、父に車で連れていかれて、
そこで、財布も何も持たずに私は車から降ろされ、
「お前はもう知らん」
と山に捨てられたこともありました。
そして、母がそれらに耐え切れなくなって、
ついに離婚を決意。
両親が別居して、離婚をすると、
私の心の中で、「何か」が外れてしまいました。
それ以来、勉強する気が全く起こらず、
成績はズルズルと下がっていきます。
ですが、おかまいなし。
それまでは、勉強をしないと父から殴られたので、
それが怖くて勉強をしていたわけですが、
父がいなくなり、勉強する理由がなくなるわけです。
恐怖とか恥の感情で勉強していた人間って、
本当に勉強が好きな人には勝てないんですよね。
昼は、学校をサボって彼女と遊びに行ったり、
夜は、友達とゲームセンターとかで遊んで、
警察から補導されたりと、堕落していきました。
夜は遊んでいるので、昼は眠くなる、ということで
授業中はずっと居眠りをしていました。
よく覚えていませんが、
偏差値が、高校に入ったときは80くらいありましたが、
高校を出る時は、30くらいは下がって、
50くらいになっていました。(笑)
さて、話を父と母が離婚した直後に戻します。
実は、離婚する間際に、経営者の父は、
事業で何千万円もの大きな借金を
抱えてしまっていたのです。
そして、母もその連帯保証に入っていたので、
その借金を被ってしまったのです。
そして、悪いことはさらに続きます……