こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
昨日から、私の過去の話をしています。
今日はは、私の「中学校」の頃の話です。
中学校に入ると、
母はますます教育熱心になり、
父はますます厳しくなってきました。
特に、父の私に対するDVはさらに厳しくなり、
頭をゴルフのパターで殴られたり、
風呂のお湯の中に沈められたりした記憶があります。
その体験で、今思い出すのは、ものすごい恐怖と
「自分は何をしても駄目なんだ」というような
自己否定感であり、強い恥の感情です。
今になってわかることは、父は幼少期の頃に、
祖父からDVを受けていたらしいとのことで、
そのパターンが世代間連鎖していた、ということですね。
父もかわいそうな人間だったのでしょう。
また、母の教育への熱心さはさらに強くなり、
たぶん、ほぼ毎日、習い事をさせられていました。
塾の、全国統一模試などで、
全国トップクラスの成績を取ることを
求め続けられていたように感じます。
その頃から、私は結果を出すのが
辛くて、辛くて、本当にしょうがなかったのです。
砂を噛むような思いで、
あまりにも辛くて、感情にフタをして、
感じない様にしていました。
模試で結果を出しても出しても、
全国という規模で見れば、上には上がいますし、
さらに努力をしなければいけません。
ところで、
80対20の法則という法則がありますよね。
原因の20%が、結果の80%になる、
という経験則です。
企業の売上の80%は、トップ20%の上顧客によって
もたらされている、とか。
仕事の時間の80%は、上位20%のタスクによって
占められている、とか。
この80と20というのは
テストの点数も同じなんですよね。
80点を取りたいなら、教科書に書いてあることのうち、
太字で書いてある、重要な20%さえを暗記すれば
取れてしまうわけです。
しかし、80点から100点まで上げることは
本当に大変です。
例えば、
98点を99点にすることとか、
99点を100点にすることは、
0点から80点に上げるのと、同じくらいの努力が必要です。
いや、それ以上かもしれません。
ですので、1点の点数を上げるだけで、
かなり大変でした。
そして、1点、点数が上がると、
そこからさらに1点を上げるには、
また膨大な努力が必要になってきます。
こうなってくると、点数を上げれば上げるほど、
もっと点数を上げるのが大変になり、
それが苦しくてしょうがなかったわけです。
ですが、自分にとっては、それ以外に父と母に
認められる方法が見いだせなかったのです。
そして、高校受験に合格し、高校に入ると、
私の精神状態は一気に崩壊していきます……