こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今日は、私の子供の頃を振り返ってみます。
私、相馬一進という人間は、
ずーっと人の目を気にして生きてきました。
まるで、猫に食べられるのをビクビク恐れている
ネズミのような人生でした。
私の父親はすごく厳しく、
常に怒られた記憶しか残っていません、いや、本当に。
父の気に障るような事をすると、
よくぶん殴られていました。
一方で、母は優しく、何でも
本当に何でも言うことを聞いてくれました。
が、
今、大人になって俯瞰して考えてみると、
この優しくて、甘すぎる母のせいで、
父が異常に厳しくなったんだろうなあと思います。
「厳しくしつける」という嫌な役回りを
全て父親に押し付けていたわけです。
父も辛かったでしょうね。
さて、そういったこともあって、
子供の頃は、父の目を気にして、
大人になってからは、世間の目を気にして、
生きてきました。
自分らしさとは何か、まったく分からなかったのです。
そんな折、ピーター・セージという、
セミナー講師に出会ったのです。
彼が言うのです。
「自分らしく生きましょう」と。
私は、その言葉を聞いた時、
「ズキューン」と眉間を銃で撃ち抜かれたかのような
衝撃がありました。
そして、それ以来、私も彼の受け売りで、
「自分らしく生きましょう」
と言うようになりました。(笑)
すると、セミナーの時に、
私は参加者から聞かれたんですよ。
「自分らしい状態というのは
どういう状態ですか?」
と。
正直、虚(きょ)をつかれた感覚でした。
答えに窮(きゅう)してしまったのです……
それ以来ずっと、私は自問し続けていました。
「自分らしい、とはなんぞや?」と。
それで、最近ようやく答えが見つかりました。
自分らしい状態とは、
「〜しなければならない」という
ルールやしがらみを全て外した状態のこと。
That’s it.
「頑張って働かなければならない」とか、
「今を楽しんではいけない」とか、
「自由に生きてはいけない」とか、
世の中には色々なルールがあるんですよね。
そういったルールを全て外した状態が
自分らしい状態。
なぜなら、そういったルールというのは
他人から与えられたものであり、
生まれたばかりの赤ちゃんは持っていないものだから。
「〜しなければならない」とか、
「〜すべき」とか、そういったルールは
愛ではなくて恐怖を生み出します。
昨年は、まさにそういったルールを
ポンポン手放していった年でした。
そして、
「ああ、多くの人が今以上に自由に、豊かに、
自分らしく生きられる社会になったら素敵だなあ。
そして、自分も自由に、豊かに、自分らしく生きて、
それをもっと多くの人に伝えたい」
と思い始めたのです。
これが私が今ビジネスをやっている動機です。