こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私が世の会社に対して素朴な疑問に思うことは、
「なぜ多くの会社は、個人事業主ではなく、
社員を雇うのだろう?」
ということです。
以前、トーゴーサンピン(10:5:3:1)について
書いたことがありますが、会社員よりも
個人事業主の方が節税をしやすいのです。
ご参考:資産を2倍増やす方法
有名なのは、小規模企業共済とか、
青色申告を利用した合法的な節税ですね。
こういう話をすると、
「社員だと、社会保険料の半額を
会社が負担をしてくれるから、社員の方が得だ」
という反論をする会社員の方がいます。
※社会保険料は、税という漢字こそ使われていませんが、
その使用目的を考えれば実態はただの税金です。
ですが、この制度は“見せかけ上”で
会社員の税金を少なくするために
「国がやっている詐術」だと私は考えます。
なぜか?
それは、多くの経営者は採用時に、
社会保険料の負担額(半額)を差し引いて、
社員の給料をその分だけ少なく設定するからです。
私は経営者なので、こんなことは当然ですが、
これに気づいていない会社員の方はとても多い。
みなさん、国に騙されていますよ!(笑)
つまり、経営者の行動をつぶさに観察すると、
社会保険料は会社員の10割負担なんですね、実態は。
私が何を言いたいかというと、
もしスタッフのことを大切に思うのであれば、
同じコスト(給料)をかけるのであれば、
「社員として雇うよりも、
個人事業主として雇った方が、
スタッフの手元にはお金が残るのではないか?」
ということです。
少なくとも会社員時代の私であれば、
国から税金をむしり取られたくないので(笑)、
社員ではなく個人事業主として雇われたいですね。