こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
「夜10時までには必ず家に帰ること!」
と、親が思春期の子どもにしつけをしても、
子どもが門限を守らない理由をご存知ですか?
それは、私たち人間が「環境の生き物」だからです。
つまり、思春期の子どもの友達の多くが
夜10時を過ぎても遊び歩いている場合、
親のしつけは絶対に無視されるのです。
つまり、親のしつけ(門限)と
友達がやっていることが対立した場合、
子どもは夜遊びすることを選ぶのです。
これは、あなたが思春期だった頃を思い出せば、
(あるいは、もしあなたに思春期のお子さんがいれば)
当たり前のことだとわかりますよね?
そして、ここからが重要です。
ここまでは例え話で、実は、
セミナーでも同様の現象が見られるのです。
なぜ、セミナーに出ても、
ほとんどの参加者はまったく人生が変わらないのか?
その理由も、やはり、
私たち人間が「環境の生き物」だからです。
いくら、セミナー講師が「しつけ」をしても、
セミナー参加者は、自分の友達の行動に
合わせてしまうのです。
ですので、参加者自身の友達の質が悪いと、
人生を変えることはとてもむずかしくなります。
つまり、もしあなたが本当に人生を変えたいなら、
今の友達との付き合いをできるだけ断ることが大切です。
そして、セミナーで知り合った人の中で、
基準を上げて努力し続けている人だけと友達になって、
そういった人とつるむ時間をできるだけ増やすことですね。
そうすれば、友達の行動を自然にマネするので、
人生を変えやすくなるでしょう。
ご参考:つるみの法則
ともかく、セミナー講師による「しつけ」と、
友達の行動が対立したときには、
「しつけ」は無視されることを覚えておきましょう。
ですので、あなたが最初にすることは、
今のダメな友達とできるだけ離れることですね。