こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
セミナーなどの質疑応答の場で、
私がアドバイスをすると、
如実に不満そうな表情をする参加者がいます。
そして、自分が求めている答えを私が答えるまで、
その参加者は質問を変え続けるのです。
「いや、私の伝えたいことが
あまり伝わっていなかったのですが、
私の質問はそういう意図ではなく……」と。
私は、こういう参加者を見ると、
「ああ、この人は成功しないだろうな」
と感じますね。
その理由は簡単です。
私が伝えているのは、私が考える、
「正解である確率が高いアイデア」だからです。
ですが、その人が求めているのは、
自分の意見への肯定なんですね。
「あなたのやり方で正しいよ、そのままでいいよ」
と肯定してほしいだけなのです。
いやいや、その人のやり方で
ずっとやってきたからこそ、
今成功していないわけですよね。
もし、成功したいのであれば、
やり方を大きく変えないといけません。
「自分のやり方を肯定して欲しい」というのは、
肯定という合法ドラッグの中毒になりたいだけ、
なんですね。
そういう人は、心理職の業界の恥部である
傾聴バカなカウンセラーやコーチから
お金を搾取され続けることでしょう。
ご参考:傾聴バカ
私は、参加者の存在そのものは肯定しますが、
やり方が間違っていたらバッサリ斬ります。