こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
幼少期に親との関係が悪かった人や、
自己顕示欲が強い人ほど、メンターのアドバイスを
聞こうとしない傾向があります。
そして、我流で結果を出そうとするのです。
その裏には、我流で成功することで、
メンター(=親の代わり)を見返してやろうという
隠れた意図があるわけです。
もちろん、私の講座にもそういう人がたまに来ます。
私はそんな参加者には、意図を看破して、
「それでは結果を出ませんよ」と伝えます。
しかし、自己顕示欲が強い人は
それでも我流でやるのです。
そして、1年くらい経ったあとに、
我流で小さな結果を出して、
私のところにやってくるのです。
「どう? すごいでしょ?
あなたのアドバイスを聞かなくても、
私はこんな成果が出せるんだよ!」
と言わんばかりに(笑)。
私がこういうときに、その参加者に対して
どういう反応をするか分かりますか?
当然ですが、絶対にその人を認めることはしません。
むしろ、徹底的に無視します。
もし私がその人を認めてしまったら
どうなると思いますか?
その人は、
「私は我流で行動し続ければいいんだ」
と、自分の悪いパターンを強化してしまうのです。
ですので、私はチームメンバーにも、
こう言っています。
「我流で結果を出した参加者は、
それがどんなに大きな結果だとしても絶対に褒めず、
とにかく無視し続けてください」と。
私たちがこういったことをするのは、
心理学に基づいた「深い愛」があるからなのです。
長期的にみたら、我流でやることは
災厄の原因にしかなりません。
コメント
そうですね、わかります。
その我流でやったことを、相馬さんらが認めてしまったら、
彼らは「俺は我流でやったけど成功して、相馬さんも認めてくれた」というに
決まっています。
その瞬間から、人はみな、相馬さんの言うことは聞かず、彼らの言うことを聞くようになる。
人間の心理とは、そういうものです。
社長学としてはとても正しいです。
でも、我流の人には我流の楽しさがあるし、
どんなことでも経験となるので
「災厄の原因にしかなりません。」とまでは
言い切れないのではないでしょうか。
そういうやつはほっとけ、という趣旨なのでしょうが。