こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
以前、中華料理を食べに行ったとき、
その料理がおいしかったのはもちろんですが、
とにかく非常に記憶に残りました。
それは中華料理では明らかに使わない食材や
調理法がそこにあったからです。
たとえば、ヴィシソワーズというジャガイモの冷製スープや、
アメリケーヌソースというエビの殻を使ったソースなど、
フランス料理の調理法です。
このレストランへ行って私が感じたことは
「異業種との交流によってイノベーションが起こる」
ということです。
つまり、同業種の中で交流をしていたのでは
イノベーションは起こせないということです。
事実、昨日のシェフは、中華料理だけでなく、
フランス料理のお店でも修行の経験がありました。
さて、異業種との交流によって
イノベーションを起こした例として有名なのは、
アップルの創業者スティーブ・ジョブズです。
彼は大学時代にヒッピー文化に傾倒していて
ドラッグをやっていました。
また日本の禅(ZEN)にも興味があり、
その文化を取り入れたデザインが
iPhoneだったと言われています。
たしかにiPhoneを触ってみると、
デザインがとてもシンプルで、
禅(ZEN)に通じるところがありますよね。
また、スティーブ・ジョブズは、
マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツを
批判したことがあります。
「ビル・ゲイツも若いときにドラッグをやっていれば、
人間に幅が出たのに」と。
ドラッグについては賛成しかねますが、
「異業種との交流が幅を作る」という考えには
私も賛成します。
もしビル・ゲイツに多様な人生体験があれば
マイクロソフトが作るプロダクトは
もっとイノベーティブになっていたでしょう(笑)。
イノベーションは異業種との交流によって起こる。
しからば、同業種の人とだけ接していれば、
視野が広がらないということです。
あなたは、異業種との交流がありますか?