こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
あなたの周りに、劣等感とかコンプレックスから
大きな実績を出している人っていませんか?
・「できる人」と言われたくて、英語を身につけた人
・モテたくて、フルマラソンを完走した人
・父親に認められたくて、ビジネスを大きくした人
※最後の例は、過去の私ですね(笑)。
こういう人と友達として付き合うときに
1つ重要なことがあります。
それは、その人の実績を“あえて”ホメないことです。
なぜなら、その実績をホメてしまうと、
「やっぱり、この考え方のままでいいんだ」
と思い込んでしまうからです。
その結果、さらに劣等感とかコンプレックスで
突っ走ってしまうことになるからです。
そして、そういう人はどこかで壁にぶつかって、
「ああ、やっぱり自分はダメなんだ」と
痛い目に合ってしまうのです。
ですので、劣等感とかコンプレックスをバネにして
出した実績をアピールされた場合、
“あえて”流して話を変えて欲しいのです。
友達 :「この前のTOEICでついに900点超えたんだよ
ね」
あなた:「ふーん、よかったね。ところで……」
友達 :「ついに、フルマラソンで4時間切れたよ」
あなた:「へー、そうなんだー。ところで……」
友達 :「俺、ロレックスの腕時計買ったんだけど
さぁ……」
あなた:「ふーん、あまり興味ないわ。ところで……」
こうすると、あなたの友達は、
「えっ、興味を持ってくれないの?」といった
反応をすることでしょう。
もし友達からそう聞かれたら、
あなたは下記のように言い返してください。
うん、興味ないよ。
だって、それって、劣等感とかコンプレックスをバネにして実績を作っているだけでしょ。
私は、実績があってもなくてもあなたのことを認めているから、あえてホメないようにしているんだよ。
それに、もしその実績をホメてしまったら、ますます劣等感とかコンプレックスをバネにするパターンが強化されちゃうからね。
そういうパターンを続けていると、どこかで身体や心がボロボロになるから、そうなる前に気づいて欲しくてね。
あなたからこう言われたとき、
そこでようやく、友達の劣等感やコンプレックスが
氷解することでしょう。