こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
たまに、配偶者からDVをされている人が、
私のところに相談に来ることがあります。
あるいは同居している親から毎日のように
言葉の暴力をされ続けている人も来ることがあります。
そういった人たちは、私に「奇妙」な質問をするのです。
「相馬さん、DVをしてくる家族に対して
私はどうやってコミュニケーションを
とればいいのでしょうか?」と。
この質問をされたときに、実力不足の心理職だと、
「コミュニケーションの方法を教えてしまう」んですよね。
これは完全な愚答です。
もしコミュニケーションなんてしようものなら
クライアントの人生をボロボロにしてしまいます。
正解は、DVをしてくる家族とはコミュニケーションをせず、
とにかく物理的に距離をとることです。
ですから、私は引っ越しや別居をおすすめします。
なぜなら、もっとも大切なのは、
自分の安全安心を確保することだからです。
たまにコミュニケーションの方法を学んで
人間関係を改善しようとする人がいますが、
そもそもDVをしてくる家族には近寄ってはいけない。
もちろん、DVをしてきても
まがりなりにも家族なので離れると孤独になります。
しかし、その孤独に耐えながら、
距離をとらないと根本解決はできないのです。
ところで、今回の話はDVをする家族でしたが、
ひどいパワハラやセクハラなどをする人なども
基本的には同じような対応が必要です。
つまり、距離をとって安全安心を確保し、
そういう人とは一切付き合わないことですね。
コメント
こんにちは。
この件については、全く同意見です。