こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
心理学を伝える仕事をしていると、
色々な痛々しい人に出会います。
たとえば、「私は昔はモテたんだよ!」
と言ってくるヤリマンおばさん、とか(笑)。
そういう人は、たしかに言われてみたら
整った顔立ちをしているのですが、
私からすると全く惹かれません。
なぜなら、本当に薄っぺらくて、
人間的な魅力がまったくないからです。
大抵は下記のパターンですね。
1.もともと自己肯定感が低く、人からチヤホヤされないと
自分の心の穴を埋められないメンタルだった
2.若い時は多くの男にモテており、
そのおかげで当時は心の穴を少しだけ埋められていた
3.しかし、今は歳をとって容姿が衰えてしまい、
男にモテなくなったので自分の価値を感じられない
そもそも。
男からの容姿の評価によって
自分の価値を感じようとする時点で
メンタルが終わっています(笑)。
こういう人ほど、
「容姿をよくして、またチヤホヤされたい」
と考え、老いに必死に抵抗します。
見ていて、本当に、本当に痛々しい。
ぜひ、私が以前お伝えした、
「人生をクレッシェンドで生きる」
の話を思い出していただきたい。
ご参考:人生の彩り
たとえば、私はこう信じています。
「オードリー・ヘプバーンは、
63歳の晩年がもっとも美しかった」と。
彼女は、後半生のほとんどを
ユニセフへの貢献に捧げていました。
それが認められて、亡くなる1か月前に
アメリカにおける文民への最高勲章である
大統領自由勲章を授与されました。
このように、人生の評価とは、
どれだけ容姿が良いかでも、
どれだけモテたかでもありません。
どれだけ自分の理念にそって生きたかであり、
どれだけ他人に貢献できたかなのです。
なるべく早く、この真理に気づかないと、
前述したヤリマンおばさんのように
痛々しい人生を送ることになりますね。