こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私が素朴な疑問に思っていることなのですが……(笑)
なぜ成金はカンボジアなどの新興国に
学校を作るのでしょうか?
普通に考えて、「ただの自己顕示では?」
と勘ぐってしまいませんか?
インターネットが発展してきた今、
日本だけでなく世界中のほとんどの学校の価値は
どんどん小さくなってきています。
なぜなら、インターネット上の情報の方が安くて、
質が高いものが多いからですね。
例えば、日本の英語教育。
私の体感値として、日本の英語の先生は
TOEICの点数が低い人もかなり多いと思うのです。
そういう人から英語を学んでも
英語を話せるようにはなりません。
一方で、インターネット上では、
TOEIC満点の人が非常に安価で情報発信をしていて、
明らかにこちらの方がいいですよね。
これは色々な科目に共通して言えることで、
日本の学校の授業のうち、本当に必要なのは2割程度で、
8割はインターネットで代替した方がいいと思うのです。
新興国についてもこれは同じで、
本当に真剣に教育について考えるなら
「インターネットのインフラを作るお手伝いをすること」
がもっともその国の教育を変えることになります。
そうすれば、学校にさえ行けないような子どもにも
教育をすることが可能になりますので。
それなのになぜ、固定費や維持費がかかる学校という、
恐竜のような時代遅れの産物を作ろうとするのでしょうか?
学校という、分かりやすいシンボルを作ることで
「俺は社会貢献をしているんだぞ!」と
自己顕示をしているだけか、
あまり論理的に考えずに、
「教育において、最良で最安の方法は学校教育である」
と盲目的に信じているのだろうな、と感じています。