こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
そろそろ、新年の目標設定をしようとする方も
多いと思いますので、目標設定のポイントを
ご紹介しようと思います。
それは、「成功したら幸せになれる」と
考え「ない」ということです。
言い方を変えると、
「目標達成したら、嬉しい」とか、
「夢を叶えたら、心が満たされる」とか、
そのように考え「ない」方がいいのです。
例えば。
科学的な根拠がない自己啓発書だと、
「自分を追い込めば、目標達成できる。
そうすれば、幸せになれる」
みたいなことが、何かしらの感動するストーリーと一緒に
書いてあることがあります。
ですが、これは心理学的には
「真っ赤な嘘」
です。
人間の脳は、ネガティブなときよりも、
ポジティブなときの方が、
パフォーマンスが高くなります。
つまり、ポジティブなときの方が
知能が上がり、創造性が高まり、活力が増大します。
具体的な数字で言えば、
「31%」生産性が高くなりますし、
販売では「37%」成績が上がります。
ネガティブや、ニュートラルでなく
ポジティブなときに、医者は「19%」早く
正確に診断するようになります。
以上は、ハーバード大の人気講師、
ショーン・エイカーが発表したデータです。
参考:『幸福優位7つの法則』
心理状態をネガティブに追い込んで
たまたま結果が出てしまった「奇跡」を
真理だと勘違いしてしまわないようにしましょう。
こういったことが分かると、
「資格試験に合格するまで、大好きなお酒を断つ」
というような目標設定がうまくいかない理由に
お気づきになると思います。
「どうやって、幸せを感じながら
目標を達成しようか?」
と質問をするようにしましょうね。