こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
弊社は設立して4年目にして、
税務署に入られました……。
税務署が入ったのは3月で、それから数か月、
顧問税理士が色々と対応してくれていたのです。
「まさかこんなに早く来るとは……」というのが
私の正直な偽らざる気持ちだったのですが、
まあ儲かっているのでしょうがないですよね。
とはいえ、税務署の結果は「是認」で、
追徴課税などは一切なしでした。
いわゆる「おみやげ」なども一切なしで、
これは完全に税理士のお陰です。
以前も書きましたが、究極の税務署対策とは
節税をあきらめて、脱税ももちろんあきらめて、
しっかりと税金を払うことです(笑)。
ご参考:脱税で逮捕された社長
弊社はしっかりと税金も払っているので
内部留保(会社における貯金のようなもの)も
貯まってきましたし、強い会社になってきました。
逆に、しっかりと税金を払わないと
内部留保が貯まらないので、強い会社になれないんですよね。
ところで、最近感じているのは、
税金とは「才能の先天的な差」から生じる格差を
再分配する仕組みだということです。
私たち人間というのは、生まれながらにして
思っている以上に才能のバラツキがあります。
そして、残酷な真実なのですが、
その先天的な才能の差を、努力でひっくり返すことは
とてもむずかしいことが知られています。
とくにスポーツの世界はその典型で
「才能がなければ努力をしてもほとんどムダ」という
厳しい世界であることが調査でわかっています。
努力礼賛主義者たちは、こういった調査を信じず
「努力は素晴らしい」と目を背けるでしょうが
私はこういう人たちの人格や見識を疑います。
才能の差を努力でひっくり返すのは
分野にもよりますが、かなりむずかしいのです。
才能が開花できる場所で努力をして欲しい。
それが私の願いです。
話を戻しますが、
私としては、あまりにも高い税金は嫌です(笑)。
しかし、税金によって富の再分配がおこなわれるのは
生まれつきの才能の差を埋めるための道徳だと信じています。