こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
「違う自分になろうとすると自律神経失調症になる」
ということを、あなたはご存知でしょうか?
・内向的なのに、外向的な自分を演じたり、
・好きでもない仕事をニコニコと笑顔でしたり、
・アニメオタクなのに、それを周囲に隠そうとしたり、
そうやって、違う自分になろうとすると、
自律神経系がつねに興奮し続けてしまうので
病気になるのです。
いわゆる自律神経失調症ですね。
・頭痛や腰痛、膝痛、腱鞘炎、肩こり、首こり
・不眠、スッキリ起きれない
・暑くもなく、動いてもいないのに汗がでる
・風邪をひきやすい
・だるさや立ちくらみ、めまい
・眼精疲労やドライアイ
・火照りや冷え
・胃もたれ、便秘、食欲不振、胸焼け
・耳鳴りや突発性難聴
・やる気がでない、うつ病
といった症状が「同時多発」しやすくなります。
自律神経というのは
・仕事中は交感神経が活発になり、心身が興奮する
・休息時は副交感神経が活発になり、心身がリラックスする
のが普通です。
ですが、違う自分になろうとすると、
常に交感神経が活発になり続け、副交感神経が働かず、
体の回復力が低下してしまうのですね。
問題は、病院で検査を受けても根本原因が分からないこと。
私くらいに心理学に詳しい医師でなければ、
「あなたが違う自分になろうとしていることが
自律神経失調症の原因かもしれません」
と言えないと思います。
また、ここで覚えておいて欲しいのは、
「違う自分になろうとすることと成長は違う」
ということです。
違う自分にになろうとするのは
言ってみれば今の自分を否定することであり、
セルフイメージを無理やり変えることです。
※セルフイメージというのは、
悪名高きマックスウェル・マルツ(ドクター・モルツ)が
広めた概念ですね。
ご参考:セルフイメージの提唱者
一方、成長というのは今ある能力を伸ばすことです。
つまり、自分の性格を変えることでもなければ、
今持っていない能力を無理やり身につけることでもありません。
もしあなたに、前述した症状が出ている場合、
違う自分になろうとしていることが原因ではないかと
疑ってみてください。