こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私は仕事で、経営者からパートナーシップについて
たまに相談されることもあるのですが、
多くの悩みを聞いていると、1つの真実に気が付きます。
「人は好きな人と結婚する。」
これには、1つ条件があるのです。
真実はこうです。
「人は好きな人と結婚する。
ただし、自分と釣り合いがとれる人を好きになる。」
たとえば、自己肯定感が低い人は、
自己肯定感が低い異性を好きになり、
そういう人と結婚するのです。
そして結婚後は、いがみ合ったり、
相手を誹謗したりして、離婚にいたります。
ですから、自己肯定感が低く、
自分のことが嫌いな人が、
「結婚すれば幸せになれる!」
と必死に婚活をしているところを見ると、
私はその人の未来が見え透いてしまうのです。
たしかに、交際が始まってから3年くらいは
脳内で恋愛ホルモン(PEA)が分泌されているため、
それはそれは多幸感が続くでしょう。
ですが、『3年目の浮気』というとおり、
恋愛ホルモンはずっと分泌され続けるわけではありません。
交際開始から3年くらい経つと、分泌量が落ちてきて、
それと同時に離婚のカウントダウンが始まります。
つまり、結婚というのは、がん患者のモルヒネと同じ。
「自己肯定感が低い」「自分が嫌い」という苦しみを
鎮静させるための麻薬にすぎないのです。
私に言わせれば、自己肯定感が低いうちは、
結婚を決めたりせず、自分の自己肯定感を
高めることにフォーカスしたほうがいい。
そうすれば、自己肯定感が高い人と結ばれ、
幸せな結婚生活が送れるからです。
不幸な人が結婚しても、恋愛ホルモンという
モルヒネのおかげで3年だけは幸せですが、
どうせ離婚をするので、もっと不幸になるだけです。