こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今日、私はマジックのショーを見てきました。
実は私、マジックのタネを見破るのがかなり得意です。
とある食事会で、マジックが趣味という人がいて、
目の前でそれを見せて貰ったことがあったのですが、
ほぼ全部、看破することができました。
その人は、見破られるはずがないと思っていたらしく、
かなりショックを受けていました(笑)。
まあ、素人の趣味レベルのマジックなんて、
帰納法や演繹法、アブダクションなどの論理学を使えば、
簡単にメタ認知して、タネを見破れるのです。
ただ、今日のマジックショーは、
マジシャンがマジック歴25年のプロらしく、
1割も見破ることが出来ませんでした。
また、見破ったものについても、
その技術のすごさに舌を巻くことだらけでした。
もっともタネである確率が高い方法は
推測できることはできるのですが、
その技術が圧倒的に高すぎるのです。
例えば、トランプのマジックの場合ですと、
・無作為にシャッフルしているように見せて、
実は意図した並べ方に直す切り方
・53枚の順番を覚えておくだけの暗記スキル
・「参加者が選んだカードが、山札の上から何番目か」を
パッと見ただけで正確に当てる技術
など、こうした高い技術の組み合わせで
マジックをやっているとしか推測できないのです。
おそらく、このレベルのスキルを身につけるのに、
想像を絶するほどの努力があったのだろうと思うと
敬意を表さずにはいられなくなりますね。
「自分も、仕事を頑張ろう」と
背筋が伸びる思いがしました。
どんな業界であっても、
その道何十年というプロと触れ合うのは
1人のプロとして刺激になりますね。
私も、タネがばれたとしても、
相手にインスピレーションを与えられるような
そんな技術を身につけたいものです。