こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日、こんなご返信をいただきました。
相馬さんは、コンサルタント業界の真実をバラしても
大丈夫なのでしょうか?
「ジェイ・エイブラハムは、本に書いていることと、
セミナーや教材で伝えていることが同じ」
と言っていましたが、敵を作るのではないか、
と勝手に心配しています。
いつか刺されたりしないのでしょうか?
ご心配ありがとうございます(笑)。
でも、これは私が言い始めたことではないですよ。
月間3,000万PVをほこる、ダイヤモンド・オンラインにも
「高額セミナーなんて行かなくていいから、本を読め」
といった趣旨のことが書かれていました。
経営は「経営の教科書」どおりに徹底的に実践するといい
星野佳路 [星野リゾート代表]
どれ、この記事の、さわりの部分を引用してみましょう。
会費が何十万円もする「経営セミナー」に
多くの経営者が参加したりする。
しかし、勉強熱心な割には「経営の教科書」を
読んでいないのだ。
たとえ地方の書店であっても「経営」の書棚には
ドラッカーがズラっと並んでいるのに、
それを読んでみようともしない。
セミナーは何十万円だが、書籍ならばわずか数千円だ。
いかがでしょうか?
月間3,000万PVをほこるメディアで
「経営者はセミナーに行かず、ドラッカーを読め」と
すでにしっかり書かれているわけです。
ですから、私が、3万部の読者がいる
メールマガジンでちょっと書いたくらいでは
影響なんて何もないのです(笑)。
ところで……
Googleの起業理念の中には、
「ユーザーに焦点を絞れば、
他のものはみな後からついてくる。 」
という項目があるのをご存知でしょうか?
私もこれに、もろ手をあげて同意しています。
Googleは、検索ユーザーにとって
もっとも有益なページを上位表示することが
最終的に、自社の利益につながると信じていますが、
私も、メールマガジンの読者にとって、
もっとも有益な内容を書くことが、
最終的に、弊社の利益につながると信じています。
つまり、私の信念はこうです。
「他の会社にとって不利益なことでも、
読者にとって有益な内容なら、
それはメールマガジンに書くべきだ」と。
だって、Googleもそうですよね。
どこかの会社にとって不利益だったとしても、
検索ユーザーにとって有益なページなら、
上位表示しているじゃないですか(笑)。
私は、読者に有益なことを伝えたい。
これが、私にとっての愛であり正義です。
ちなみに、ビジネス心理学もそうです。
勇気をもって、業界の真実を伝える、
というスタンスで運営しています。