こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
アメブロで有名な、サイバーエージェントの
藤田晋(ふじた すすむ)社長は、
インターネットについて、このように言います。
人気が出るのは著名人ブログや儲け話、
それからエロティックな分野であって、
いくら真面目で堅いコンテンツを提供しても、
なかなか人が集まらない。
それがインターネットの現実なのです。
これは、実に示唆に富む言葉です。
言い換えると、オンラインの世界では、
オフラインの世界で抑圧している
「低俗な欲求」が表面化する、ということでしょう。
これについては、私は別に驚きません。
自分の感覚から外れていませんし、
オンラインは、そんなものだろうと思います。
それで、私たちにとっての問題は、
「この事実を自分のビジネスにどう活かすか?」
ですね。
セルフイメージが高く、自分自身のことを
“汚す”ことができる人は、インターネット上で、
・著名人っぽく振る舞ったり、
・儲け話をたくさん書いたり、
・エロティックな情報を載せたりして、
低俗な欲求を刺激して、アクセスを集めて、
お金を稼ぐことができるでしょう。
一方で、変なプライドが高く、
自分を格好良く見せようとする人は、
自分自身のことを“綺麗に“見せようとします。
結果として、アクセスも集まらず、
お金を稼ぐこともできないでしょう。
両者はトレードオフなので、
自分を汚せば、お金を稼げて、
自分を綺麗に見せれば、お金を稼げません。
セルフイメージが低くて、
人からどう見られているか常に気にする人は、
ビジネスで結果を出すのは難しいのです。