こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私は、たとえ業界の先輩であっても、
同業他社であっても、お客様であっても、
厳しく言うときは、かなり厳しく言います。
※例えば、以前私は、マーケティング・コンサルタントの
ジェイ・エイブラハムの本を批判しました。
彼が今までやってきた功績については、
私自身、敬意を払っています。
けれども、この本はお客様のためにならない。
そう思った場合、たとえ相手が傷つくとしても
厳しく言うことにしているのです。
なぜ、そうやって厳しく言えるかといえば、
私の共感性が薄いからです。
「これを言ったら、相手は傷つくだろう……」
とは思いながら、そこまで深く共感をしないのです。
(というよりも、深く共感できないのですが。)
だからこそ、厳しいことを言えるのです。
世界でもっとも人気のあるコラムニストの一人、
マルコム・グラッドウェルは、その著書、
の中で、こう言っています。
相手の感情を想像し、まるで自分のことのように
感じることができる。
それはひとえに、自分が苦境に陥ったとき、
誰かに支えられ、慰められ、
理解を示してもらった経験があるからだ。
その経験が、他者に向ける感情のお手本となり、
共感の出発点となる。
私の場合、過去に、その経験が
あまりないのかもしれません。
また、あったとしても、それに気づけない、
恩知らずな人間であることは自覚しています。
※私の恥ずかしい過去の話は、こちらに載せたので、
まだ読んでいなければ、ぜひ読んでください。
ご参考:相馬一進の物語
いずれにしても、私の強みでもあり、
弱みでもあるこの「共感性が薄い」という特徴と、
うまく付き合って行きたいと思っています。
デメリットだけではなく、メリットもありますから。