こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
昔、友人に誘われる形で、
富士山に登ったことがあります。
怪我もなく、無事登頂したのですが、
実は8合目くらいから高山病になり、
頭がかなり痛かったのです。
心臓もバクバクしていて、
息が切れてきて、かなり危なかった……
そんなとき、昔なら
「何としても、何が何でも、最後まで登頂しないといけない」
みたいな強迫概念で、
頑張って最後まで登ったのかもしれません。
なぜなら、
「結果を出さないと、自分には価値がない」みたいな
自分に対する無価値感があったからですね。
昔、強迫的に働いて、
ビジネスで小さな成功をおさめてこれたのは、
この無価値感のおかげでした。
自分自身に価値がないからこそ、
「頑張って結果を出して、自分の価値を証明しよう」という
不幸なパラダイムです。(笑)
しかし、今はその無価値感がかなり癒えてきたようです。
富士登山では、登り切っても、登りきらなくても、
どっちでもいいという感覚でした。
どっちにしても、自分には価値がある、という感覚。
なので、もっと高山病が激しくなったら
すぐさま山を降りようと思えたのです。
実際には、高地に順応したせいか、
それ以上は悪化しなかったので、無事登頂できましたが。
そう考えると、自分も少しは成長したんだなあと思います。
ここまで、色々な人に支えてもらったおかげで、
幸せな人生を送れているんだなあと実感しています。