こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私は過去に、ピーター・セージという起業家の
出版(の翻訳)に携わりました。
彼は本の中で、こう言いました。
「起業家になれるのは、安定感のない、
不安定さの中で生きられる人である」と。
これには私も賛成しますが、
同時に、ここで1つの疑問が生まれます。
いわゆる公務員のような、安定を強く求める人と、
いわゆる起業家のような、不安定さの中でも生きられる人とは、
一体何が違うのでしょうか?
実はこれは、ある程度、
先天的に決まっている部分があります。
ドーパミンの感受性が高い遺伝子を持っている人は、
ほんの少しの不安定さを感じただけで、
恐怖という感情が強烈に生まれてしまいます。
つまり、起業やビジネスをあまり好みません。
※そして、日本人は、このドーパミンの感受性が
高い遺伝子を持っている人が多いのです。
日本人の多くが、起業に興味を示さない1つの理由は
ここにあるのかもしれません。
もちろん、後天的に決まる部分もあります。
例えば、幼少期に、両親から、
「何をしても、しなくても、愛される」
という無条件の愛情を受けて育った人は、
失敗を恐れなくなるので、起業に向いています。
一方で、
親の言うことを聞いたときだけ褒められる、とか、
テストでいい成績を取ったときだけ褒められる、とか、
そういった、「条件付きの愛情」を受けて育った人は、
小さな失敗をすることさえビクビクと恐れるので、
起業には向いていないでしょう。
こういった人の場合、大人になってしまった後は、
無条件の愛で、自分自身を満たして
あげることが大事ですね。
「太っていても、痩せていても、自分は愛される」
「結婚していても、離婚していても、自分は愛される」
「頭が良くても、悪くても、自分には価値がある」
「お金を稼げても、稼げなくても、自分には価値がある」
「結果を出せても、出せなくても、自分には価値がある」
そうやって、自分を癒してあげましょう。
ご参考:
【動画】子どもを無償の愛で愛する方法