こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
数年前に、私は目標設定のセミナーを
したことがあります。
そのときに、ある起業家の参加者の方が
次のような目標を立てていました。
<目標>
・年収1億円の億万長者になること
・フェラーリなどの高級車を10台持つこと
・高級ホテルのスイートルームに住むこと
(以下略)
……といったように、その参加者のノートには
自己顕示欲を満たすような目標が
ズラズラと並べられていたのです。
私は、その目標をサッと見た瞬間に、
「ああ、この人はセルフイメージが低い人なんだな」
と一発で分かりました。
なぜか?
途方もない、大きな目標ばかりだったからです。
別に、大きな目標を立てることが
悪いことだとは言いません。
また、欲が強いのは
起業家にとっては、ビジネスの原動力なので
悪いことだとは言いません。
しかし。
極端に大きな目標ばかりを設定することは
あまり良いとは言えません。
なぜかというと、その人の中に
「自分は価値がない」という無価値感が
潜んでいることが多いからです。
つまり、大きな目標を達成しなければ、
「自分は価値がない」と思い込んでいる
セルフイメージが低い人なのです。
そして、そういう人ほど、
極端に大きな目標を設定する傾向にあります。
実際問題、年収1億円なんてなくても、
何の不便もありません。
私の経験からしても、年収3千万円以上あれば、
物欲に身を任せてお金を使いまくっても、
お金が使い切れず、どんどん貯まっていくのです。
大きい目標は持って頂いて結構です。
しかし、その目標を持つ動機が、
「大きな目標を達成できないと、自分には価値がない」とか、
「ブランド品を持っていないと、自分には価値がない」とか、
「最低、年収1億にならないと、自分には価値がない」とか、
そういった自分の無価値感に根ざしている場合、
気をつけた方がいいでしょうね。
このセルフイメージが低い状態だと、
たとえ目標達成したところで、
不幸な成功者になるだけですから。
あなたは、何をしても、しなくても、
価値がある人間です。
これが信じられるようになると
とても楽に目標達成ができるようになりますね。
コメント
事業やったり、夢追い人のスポンサーやると億では足りないです。