こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
以前、こんな質問をクライアントからされました。
「相馬さんは、どういう人が
起業に向いていると思いますか?」
この問いに対して、
私はこんな煮え切らない回答をしました。
「うーん、色々な起業家が、
色々な成功パターンで成功していますから、
なんとも言えませんね……」
しかし。
色々な人が起業で成功しているとはいえど、
明らかに起業に向いていない人はいます。
それは「苦情や不平不満が多い人」です。
例えば、レストランで料理が美味しくなかったり、
対応が悪かったりしたときに、すぐに苦情を言う人。
あるいは、なんらかのセミナーを受けたときに
気に入らないところを見つけて、
すぐに不平不満を言う人。
あるいは、iPhoneアプリにバグがあったときに、
すぐにレビューで低評価をつけるような人。
こういった、商品とか対応の品質に対して
怒りの感情を感じやすい人は
起業には向いていないでしょう。
なぜか?
起業家の仕事というのは、8割がたOKなら、
見切り発車で新商品を世の中に出すことだからです。
そして、売れたら商品の品質を改善しますが、
売れなかったらすぐに販売を中止して、
次の新商品を出してみるのが仕事です。
起業というのは、とにかく資金切れになりやすく、
見切り発車で新商品をどんどん出していかないと
すぐに貯金が尽きてしまうのです。
WindowsというOSもそうですよね。
完璧になるまで商品を世の中に
出してはいけないのであれば、
Windows95が販売されることはなかったでしょう。
未だに、Windowsはバグばかりですし。(笑)
そして、一番重要なことですが、
商品の品質とか、対応の質に対して
怒りの感情を感じやすい人は完璧主義だということです。
こういった完璧主義な人がビジネスをやってしまうと
それはもう大変です。
・いつまでたっても商品が世の中に出ないので、
売上が立たず、貯金が切れてしまって、
せっかく独立したのに、またサラリーマンに戻ってしまう。
・売り出すまでに時間がかかりすぎるせいで
やる気が落ちてしまって、途中であきらめてしまう。
・特に、Web制作とか、映像制作の仕事の場合、
品質に過剰にこだわって、時間をかけまくってしまうので、
1時間あたりの単価が低くなり、貧乏暇なし状態。
つまり、こういった完璧主義の人の場合、
その性格を根本から変えないと、
起業や副業で成功するのは無理です。
厳しいことを申し上げますが、完璧主義の人は、
間違っても「私はお金を稼ぎたい」とか
言わないで下さいね。
完璧主義な性格を変える覚悟がないと、
ビジネスがうまくいくわけがありません。
もしうまくいったとしても、
ストレスまみれの成功になるでしょう。
「私の商品の品質はまだまだだ」という
強い罪悪感にさいなまれ、商品を売れば売るほど
その罪悪感は強くなっていくわけですから。
私が、「お金の心理学」というプログラムを
しているのは、これが理由です。
心理学を学べば、より早く結果を出せると同時に、
よりストレスなく自然体で結果を出せるのです。
私も昔は完璧主義が結構強かったですが、
心理学を学んだおかげでかなり弱くなりました。
そして、それに伴って、
結果が出るスピードは上がったのに、
ストレスが減っていったのです。
もしあなたが、ビジネスに対して
ストレスを感じているのであれば、
私の「お金の心理学」プログラムを強くお勧めします。