こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日、ある若い男性から、
こんなことを言われました。
「相馬さんって、性癖が異常ですよね」
私は聞き返しました。
「えっ、どういうことですか?」
「本をとんでもない数買ったり、
色々な教材を買ったり、コンサルをたくさんつけたり……」
「ああ、そういうことですね。
性癖というのは、癖(くせ)のことですよね?」
「あっ、はい。もちろんです(笑)」
……どうやら、話が最初、すれ違っていたようです。
最近の若い方は、「性癖」という単語を
「セクシャルな癖」のことだと
誤用している方が多いんですよね。
ですが、大辞林を調べて貰えば分かりますが、
「性癖」というのは、ただ単に「癖(くせ)」のことです。
「セクシャルな癖」という意味は元来ありません。
私に質問をしてきた男性も、若い方だったので、
誤用しているのかなあと、失礼ながら勘違いしていました。
誠に、汗顔(かんがん)の至り。
……とはいえ、たしかに、学ぶことにかけては、
お金と時間のかけ方は普通ではないかもしれません。
例えば……
・今日1日で、アマゾンに本を28冊、注文しました。
・毎月ウン十万円のコンサルフィーを取る
コンサルタントを3人も同時につけています。
・1日に100誌以上のメールマガジンとブログを読みます。
・セミナーとか教材なども、バンバン衝動買いします。
といった感じです。
圧倒的な量の情報を取り入れることで、
抽象的な思考を手に入れる、というわけです。
私が尊敬する、経営コンサルタントの大前研一さんは、
・毎日4時間を情報の収集に当て、
・1日に500件のニュースを毎朝読み、
・飛行機では、必ず隣の人に話しかけ、
・出張や旅行では必ず寄り道する、
とのことです。
(AERA(アエラ)2009年9月20日号より)
はい、もっと見習いたいです。
でも、コンサルタントというのは
そういった狂気じみた情報量をインプットする
生き物なのだと思います。
そして、そのインプットがあるかないかが
コーチとコンサルタントの違いなのでしょう。