こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
一発屋になる人は、大抵、テレビに出ようとします。
なぜ、テレビに出る人が一発屋になるかと言えば、
「私たちは見たくない人を見せ続けられると、
嫌悪感が蓄積されていき、ついには嫌いになる」
からです。
テレビというのは、インターネットや雑誌と比べ、
非常に受動的なメディアです。
つまり、なんとなくテレビのスイッチをつけて、
なんとなく見てしまうものなので、
見たくない人にも見られてしまうのです。
ですから、そりが合わない視聴者はアンチになりやすい。
テレビのある視聴者が好きな番組に
その人の嫌いな人が出ていたとしたら、
例え嫌いでも、その好きな番組を見るために
その嫌いな人も見続けないといけません。
一方で、グノシーやPressoなどの
キュレーションメディアを除き、
インターネットは非常に能動的なメディアです。
メールマガジンの場合、読者が自ら登録しないと
届きませんし、そりが合わなかった場合は
読者自ら解除してくれるからです。
また、テレビの場合、供給のコントロールが難しい。
流行語になり、大ヒットしたお笑い芸人が、
その年にテレビに出すぎたせいで、
翌年飽きられてしまうのと同じです。
※出版の世界でも同様で、1年に何冊も出版してしまい、
どの本にも同じようなことが書いてあると、
飽きられてしまって、一発屋になります。
同じ情報、同じコンテンツ、同じネタを
繰り返し見続けると、誰でも飽きますからね。
長く続くビジネスをするには、
自分のファンを大事にしながら、
そのファンの周りにいる家族や友人にも
ゆっくりと、多すぎない範囲で情報を
届けていくようにしないといけません。
また、同じネタを、同じ人に届けすぎないように
注意する必要もあります。