こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今日のテーマは、個人のブランディング。
Facebookなどのソーシャルメディアが花盛りな昨今、
「個人のブランディングが大事」と言う人が
増えて来ています。
あなたがどう目立ち、どう選ばれるのか、
それによって収入が変わる、ということですね。
まあ、真実は、ブランディングをしたところで、
ほとんど収入は増えないですし、(笑)
Facebookで「いいね!」を押されても、
ほとんど売上は上がらないのですが、
それは、今回の内容から話がそれてしまうので、
またいつか話しましょう。
ですので、私はFacebookを、
かなり冷ややかに見ています。
すると、私が感じるのが、なんとなく適当に服を選び、
適当に言葉を紡いでいる人が多い、ということ。
大衆は、あなたの服と、あなたの言葉使いで、
あなたがどういう人間なのか、第一印象を決めます。
つまり、あなたの服と言葉によって
あなたは人から選ばれたり、
あなたの元から人が去っていくということです。
そして、一番重要なこと。
特定の層に強烈に好まれる服や言葉は、
特定の層から強烈に嫌われるということを
覚えておきましょう。
例えば、渋谷の若い男が着ているような服は、
渋谷の若いギャルにはウケが良くても、
それを嫌う中年男性の層がいるということ。
例えば、チャラチャラしている若者が使うような、
「マジで」とか「ガチで」といった言葉は
それをあまり良く思わない人がいるということ。
このように、服や言葉というのは、
あなたのイメージを作り出すものなので、
深謀遠慮(しんぼうえんりょ)をめぐらせるべき要素なのです。
逆に、多くの人に好かれたいと思ったら、
特定の層からの熱狂的な支持を捨てなければいけません。
テレビのアナウンサーはその典型例で、
無難だけれども小奇麗な服装に、
丁寧な言葉使いをしています。
これによって、特定の層の支持を捨てるかわりに、
多くの層から好かれているわけです。
自分自身の服と言葉が、
誰に「好かれるのか」を考えている人は「多い」ですが、
誰に「嫌われるのか」を考えている人は「少ない」です。
あなたは誰に好かれて、誰に嫌われたいですか?
服と言葉は、それを表すものなのです。