こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
「インターネットの情報量が増えると、速読が流行る」
これは、セミナーに関わっている人間であれば
誰でも知っている事実です。
あなたもお感じだと思います。
ここ十数年の間に、インターネットによって
私たちが目にする情報は爆発的に増えました。
平成20年に経産省が発表した情報によれば、
2006年から2025年までの20年の間に
インターネットの情報量は190倍にもなるそうです。
この190倍という数字、非常に大きな数字ですが、
「もっと大きくなるかもしれない」と私は感じています。
なぜなら、情報が爆発的に増えている最中に
その成長のペースを予測するのは非常に難しいからです。
例えば、今から70年前のコンピュータ黎明期、
IBM創業者のトーマス・J.ワトソンはこう言いました。
「コンピュータは全世界の市場で
せいぜい5台ぐらいしか売れないだろう」
「トーマス・J.ワトソンには先見の明がなかった」と
彼を批判をするのは簡単ですが、複雑系の世界では
それくらい未来を予想するのは難しいのです。
複雑系の世界では、バタフライ効果が起こり、
ほんの少しの変化が大きな変化を引き起こすからです。
ですから、インターネットの情報量は
20年で190倍「以上」になるかもしれない、
と私は思っているのです。
さて、ここからが本題です。
仮に、情報量が190倍になったとして、
そんなスピードで読める速読法は存在しません。
私も、本を読むのは早い方だと言われますが、
それでも普通の人の3~10倍くらいのスピードです。
どんなに頑張って速読を身につけたところで、
人間の読書スピードは、190倍にはなりません。
そうですよね?
さて、ここで、あなたに質問です。
情報量は、これから爆発的に増えていきますが、
あなたは、この先、どうすればいいと思いますか?
どうやって情報を処理しますか?
頑張って速読を身につける?
そんな馬鹿な、ですよね。
※答えは、明後日くらいに発表したいと思います。