こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
よく「USPが見つかりません」
と言っている、起業志望の方にお会いします。
※USPというのは、Unique Selling Proposition、
つまり「独自のウリ」のことです。
もちろん、USPを作る方法は沢山あるのですが、
どうもそれ以前の方がたくさんいるのです。
どういうことか?
それは、USPというのは、
「あなたの偏った価値観からしか生まれない」
からです。
こういったことを話すコンサルタントは
そんなに多くないと思いますが、
私が真実を明かしますね。
よく考えてみると、USPというのは、
作ってそれで終わり、というものではなく、
ずっとそれを維持し続ける必要があるもの、ですよね。
例えば、私の場合。
ほぼ日刊で、ビジネスや心理学についての
メールマガジンを書き続けています。
もう何年間も。
少なくとも、もう1,500通以上は書いていますが、
これはそう簡単なことではないですよ。
たぶん、普通の人にとってみたら
1か月継続するのさえキツイと思います。
私の真似をしたところで、すぐに挫折するでしょうね。
なんで私がそんなことができるかというと、
純粋に、私の価値観が非常に偏っていて、
心理学とビジネスに対して、異常にアンテナが立つからです。
(逆に言うと、他のことに対しては
ほとんどアンテナが立ちません。)
だからこそ、何年やってもネタ切れにならないですし、
飽きずにずっとやっていけているのです。
もう一度言います。
USPというのは、作って終わりではなく、
作ってからがスタートなのです。
USPを、飽きずに、ネタ切れにならずに
何年でも維持できないと、
そのUSPは全く意味がありません。
そして、何年も維持するためには、
普通の人とは違った、非常に偏った価値観でないと
まず無理なのです。
少し、厳しいことを申し上げますね。
ごくごく普通の価値観の人や、
他の人の目を気にして、常に平均的でいようとする人は
USPなんて見つかるわけがないのです。
見つかったとしても、それを何年間も
飽きずに維持することなんてできないのです。
USPというのは、
経営者の価値観の異常性によって「生まれ」、
経営者の価値観の異常性によって「維持」されるのです。
ということは?
最初のステップは、
ごくごく普通の価値観を捨てることであり、
他の人の目を気にして、常に平均的でいようするのを止めることです。
均的な人には、独自性というのは生まれないからです。
もしあなたが、ビジネスにおいてUSPを作り、
そしてそれを何年も続けたいなら、
まず、普通であることを止めて下さい。
そして、自分の価値観において異常なところを作り出し、
その異常性からUSPを作りましょう。
そうしないと、継続できないのです。