こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今日は、恋愛の生々しい話です。
心理学者の越智啓太(おち・けいた)氏の著作に、
『美人の正体』という本があります。
この本の中に、「女性が、男性をお金で選ぶ」
ということがわかるデータがあります。
「同じ男性」が、2種類のコスチュームを着て、
女性たちに、その魅力を判断してもらいます。
その2種類のコスチュームは、下記のとおりです。
【1】お金を持って「いなそう」なコスチューム
・ポロシャツ
・ファストフードのハンバーガーチェーンのユニフォーム
・ブルーの野球帽
を全部身につけた状態
【2】お金を持って「いそう」なコスチューム
・白いドレスシャツ
・デザイナーズネクタイ
・ネイビーのブレザー
・ロレックスの腕時計
を全部身につけた状態
ファストフードのハンバーガーチェーンのユニフォームって、
おいおい、それはヒドイだろう、と突っ込みたくなりますが、
それはさておき。(笑)
男性の魅力は、下記の6種類の条件で
判定してもらいました。
1.一緒にコーヒーを飲んで世間話をする
2.デート
3.セックスだけ
4.結婚も考慮に入れた真面目な交際
5.セックスと結婚を両方考慮に入れた真面目な交際
6.結婚
この結果、上の6種類の条件「全て」において、
お金を持って「いそう」なコスチュームが
魅力的だと判断されたのです。
反対に、「男性は、女性を容姿で選ぶ」
というデータもこの本に書かれています。
結局、
男は女を容姿で選び、
女は男をお金で選ぶのです。
普通、こういった実験というのは、
予想を裏切る結果が出るから面白いのですが、
こうも予想どおりだと、身も蓋もないなあと感じます。
世の中の男性が、
無我夢中でお金を稼ごうとしたり、
世の中の女性が、
必死に綺麗になろうとするのは、
こうしたデータを感覚的に分かっているからなのでしょうね。
先日お会いした方から、
恋愛や男女関係の心理学も聞きたいという
ご要望があったので、ブログに書いてみました。
ご要望が多ければ、
またブログに書きます。