こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
トーゴーサンピン(10:5:3:1)について
私は以前も記事で書いたことがあります。
ご参考:資産を2倍増やす方法
これは、実際に存在する所得の大きさが10として、
そのうち税務署などが把握している割合が
次のようになっていることを指します。
・会社員の給与所得……10割
・自営業者の事業所得……5割
・農業や水産業や林業の事業者の所得……3割
・政治家の所得……1割
早い話、会社員は源泉徴収になっているため、
それだけ節税がむずかしいのです。
だって、そうですよね?
給与からまず源泉徴収されて税金をとられ、
残りでつつましく生活するのが会社員です。
日本では会社員の数が多いので、
国が税金をとりっぱぐれないように設計されています。
一方、個人事業主は経費を先に計上して
残った利益に税金がかかるため、
先に経費を使える分だけお得なのです。
では、会社員はどうやって節税すればいいでしょうか?
その答えは簡単で、会社員だったとしても
マイクロ法人を作って自営業者になればいいのです。
あなたが会社員だったとして、
副業禁止でなければこの方法で節税できます。
マイクロ法人とは、株主と代表取締役が自分1人だけ
(もしくは配偶者を含めて2人)の小さな会社のこと。
これを設立すれば年間で200万円くらいは
経費で落とすことができます。
※誤解しないでほしいのですが、
マイクロ法人は売上などの実態がある法人で、
ペーパーカンパニーは実態のない法人です。
つまり、会社員は副業してマイクロ法人で売上を上げ、
経費を使えばいいわけです。
ここで、普通の会社員は経費にできないけれど、
マイクロ法人なら経費にできるものの例を
いくつかご紹介します。
1.家賃(事業所割合の分だけ経費で落とせる)
2.水道光熱費(上に同じ)
3.通信費(上に同じ)
4.自動車(上に同じ)
5.仕事に必要と説明できるもの(ノートパソコンなど)
詳しくは、税理士に聞くとよいでしょう。
なお、会社員だと知らない人も多いのですが、
法人名義で借金もできます。
銀行で住宅ローンを組むと年2%以上の金利になりますが、
マイクロ法人を作って投資名目で家を買うと
日本政策金融公庫から銀行の約半分の金利になります。
このようにして、節税できたお金は
無駄使いせずに老後の資産形成に回しましょう。
こうしうた資産形成について知っていると、
不安になりやすい人も老後が安心できると思います。
言い換えると、知識がないと不安になる上に、
一生涯で巨額の損をしてしまいかねません。
相馬一進