
こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今回は、「男磨きの科学 」の第4回目です。
いよいよ今回で、このシリーズは終わりです。
これまで3回にわたって、やる気は精神論ではなく
ホルモンとも深く関係していることや、
テストステロンが行動力を高める仕組みについて
お伝えしてきました。
そして、前回の記事では、
テストステロンを科学的に増やすための
4つの方法も具体的に紹介しましたね。
もしまだ読んでいない場合は、
ぜひ第3回目までの記事も読んでみてください。
さて、「睡眠・運動・食事・小さく勝つこと」
この4つを実践すれば、
テストステロンは増えるはずです。
ですが、実はそれだけでは十分ではありません。
なぜなら、いったんテストステロンが増えても、
すぐに減ってしまうことがあるからです。
ヒューバーマン博士は、こう言っています。
「ある一つの物質が、あなたのテストステロンを
食らい尽くしている」と。
なぜ、そんなことが起きるのでしょうか?
今回はその理由と、テストステロンを守るために
最も重要なことをお伝えします。
この内容を知ることで、
前回お伝えした4つの方法が本来の力を発揮し、
男性としてのエネルギーを
より引き出しやすくなるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてください。
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『男磨きの科学(第4回目)』
男のやる気を奪う黒幕の正体とは
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さて、せっかく増えたテストステロンを減らす
「ある物質」とは何でしょうか?
結論からお伝えしましょう。
ある物質とは、「コルチゾール」です。
コルチゾールとは、ストレスを感じたときに
分泌されるホルモンです。
第3回目でお伝えしたとおり、
私たちの体は、コレステロールを材料にして
テストステロンを作っています。
そして、ここが残酷なところです。
じつは、コルチゾールも同じで、
コレステロールから作られています。
つまり、一つの材料を
テストステロンとコルチゾールが
奪い合っている状態なんです。
両立できない状態、いわばトレードオフなんですね。
たとえるなら、
牛乳から生クリームをたくさん作ったら、
バターは作れないということです。
原油からガソリンをたくさん作ってしまったら、
ナフサは作れないということです。
ビアンカを花嫁に選んだら、
フローラは選べないということです(笑)
私の言いたいことはわかりましたよね?
つまり、ストレスはテストステロンの大敵なんです。
ストレスを感じると、あなたの体は
コルチゾールを優先して作ろうとしてしまいます。
すると、その分だけ
テストステロンに回る材料が減ってしまいます。
つまり、ストレスが続くほど、
男性のエネルギーは枯れていくんです。
さらに、もっと厄介なことがあります。
このコルチゾールには、
すでにあるテストステロンを壊す働きまであるんです。
材料を横取りされた上に、
できあがったものまで壊される。
これじゃあ、やる気が出なくて当然ですよね?
その証拠に、あなたがストレスを感じた日のことを
思い出してください。
家に帰っても、何もやる気が起きない。
ソファに座ったまま、
スマホをいじって1日が終わる。
あれ、ホルモンの問題だったんです。
余談ですが、寝不足の日も同じです。
睡眠が足りないと、
コルチゾールが増えます。
だから、寝不足の朝は
何もする気が起きないでしょ?
ここで、このシリーズで一番大事な話をします。
多くの人は、
「どうやってテストステロンを増やすか」
ばかり考えています。
でも、それ以上に重要なのは、
いかにコルチゾールを減らすか、なんです。
なぜなら、生き物の体は「まず生き延びること」を
優先するようにできているからです。
ちょっと、私たちの祖先の時代を
想像してみてください。
彼ら・彼女らは、
いつも命の危機と隣り合わせでした。
たとえば、目の前にライオンが現れる。
そのとき、体が最優先するのは、
何でしょうか?
筋肉をつけることですか?
子孫を残すことですか?
違いますよね。
「まずは、生き延びること」
ですよね。
このピンチを切り抜けるホルモンが、
コルチゾールです。
コルチゾールは、アドレナリンなどと一緒に、
体を緊急モードへ切り替えてくれます。
一方、テストステロンは、
筋肉を育てたり、意欲を高めたり、
挑戦する力を支えたりするホルモンです。
これは全部、「生き延びた後で、繁栄するため」
のものです。
つまり、コルチゾールは
「生き延びるためのホルモン」で、
テストステロンは「繁栄するためのホルモン」
なんです。
だから、生き物の体はこう設計されています。
コルチゾールが主。
テストステロンが従。
こんな主従関係なんです。
わかりますか?
テストステロンは、
コルチゾールには絶対に負けるんです。
これが、生き物の絶対のルールなんです。
では、ここで、
現代に話を戻します。
私たちの前にライオンはいません。
でも、別の敵がいます。
それが、慢性的なストレスです。
たとえば、
仕事の終わらないプレッシャー。
苦手な上司。
人間関係の悩み。
そして、「このままの収入で、老後は大丈夫なのか」
という、将来のお金の不安。
これ全部、脳にとってはライオンと同じなんです。
つまり、現代人の体の中では、
コルチゾールが出っぱなしになりやすいんです。
この状態では、
テストステロンは増えようがないんですよね。
いくらゆで卵をいっぱい食べても無駄なんです。
だから、本当の問題はストレスだったんです。
とはいえ、「ストレスを減らしましょう」
と言われても難しいですよね。
仕事はすぐに辞められるわけではありません。
人間関係も簡単には変えられません。
老後の不安だって、
すぐになくなるわけではありません。
でも、一つだけ抜け道があります。
出来事そのものはすぐには変えられなくても、
その出来事の「見方」は変えられるんです。
たとえば、コップに水が半分入っているとします。
「まだ半分もある」と思う人と、
「もう半分しかない」と思う人もいます。
水の量はまったく同じです。
でも、感じるストレスは全然違いますよね。
ストレスを溜め込みやすい人って、無意識に、
ネガティブな方に自動的に考えてしまうんです。
逆に言えば、この見方を変える練習をすれば、
状況が何も変わらなくてもストレスは減らせるんです。
じつは、この練習にはちゃんと名前がついています。
「認知行動療法」と呼ばれていて、
心理療法の中でも、
もっとも科学的根拠がある方法の一つです。
ただし、ここで問題があります。
自分の悲観的なクセって、
自分では気づけないことです。
だって、それが「普通」だと思ってしまっているから。
だから本来は、カウンセラーなどの専門家と
一緒に行うことが多いんですね。
でも、そうなると
月何万円も払わなければいけない。
そこで、私は考えました。
この練習を、
AIに手伝ってもらえばいいんじゃないか、と。
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さて、4回にわたってお伝えしてきた
このシリーズのポイントを最後にまとめます。
まず、やる気が出ないのは、
意志の弱さでも根性不足でもありません。
テストステロンというホルモンが、
やる気・自信・性欲・行動力に大きく関わっています。
そして、「睡眠・運動・食事・小さく勝つこと」で
テストステロンは増やせます。
ただし、私たちがストレスを感じたときに分泌される
コルチゾールがテストステロンを壊してしまうため、
いかにストレスを減らすかが何より大切なのです。
ですので、もし思うように行動できない日があっても
精神論だけで片づけず、
このシリーズを思い出してみてください。
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「男磨きの科学」のシリーズは、
これで終わりです。
では、また次のシリーズでお会いしましょう。




















